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New Model 

毎日暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年からブログをしっかりやると言っておきながら、全く手がつけれずで申し訳ございません。

コロナの規制緩和も進み、結婚式や会食などの機会が多くなった様で、春先から現在に至るまで沢山オーダーを承っております。
夏は少しのんびり営業のつもりでしたが、もう既に来年の成人式に向けたスーツのご予約が多くいただいております。
皆様の晴れ舞台に携われる事をとても幸せに感じております。

しばらく更新をしておりませんでしたが、店舗としましてはお越しになる皆様に他店との差別化を明確にしようという思いで新しい型紙、技術向上の研修、オリジナルハンガー作成、新しく取扱う商品など色々なことに挑戦してまいりました。

ご案内したいことは沢山ありますが、まずは今夏から導入しましたNew Model(型紙)をご紹介いたします。
通常、型紙は工場の物を使用するのが原則となっています。
すなわち工場選び=決められたデザイになります。
それが悪いわけではないですが、スーツの縫製工場は国内に絞ると数える程しかなく、個人的には少し個性に欠けるなぁと感じておりました。

この新しく採用した型紙は、映画『キングスマン』でコリン・ファースの衣装も担当したイギリスのサヴィル・ロウーのビスポークテーラーでご活躍されていたが方が 引いています。
日頃からお世話になっていた方からのご紹介もあり、この型紙を使用し国内のトップファクトリーに縫製を依頼しております。

従来の型紙との外見の違いは、袖付けの位置が高くなっているため腕が動きやすく、袖幅もスリムに仕上げこの二つの効果で腕周りのシワも軽減されます。
その関係で、仕上がり寸法よりも袖丈と着丈が長く見え、着用すると自然とスタイルも良く見えます。
衿のゴージラインが低く抑えられており、好みに合わせ調整可能ですが通常8.5~9㎝の衿幅を約10cm(添付写真参照)で作成いたします。

着心地の面ではオリジナルの毛芯を使用しており非常に軽いのが特徴です。
厚手の肩パットも用いず、肩~アームホールにかけてもナチュラルなラインに仕上げます。

細部に拘りが詰まったNew Modelのサンプル品も揃えておりますので、ぜひ一度お立ち寄り下さい。

次回は採寸時のピン打ちについて何が良いのかわかりやすく解説していきます。乞うご期待下さい。

これからも『本物で上質な洋服』を伝えお客様に満足いただくための採寸技術、トレンドを抑えた全身コーディネートをご提案できるよう努めてまいります。
スーツ・カジュアル用のジャケットパンツ・シャツ・ネクタイ・コート・ベルト・シューズ当店では身にするもの全て揃います。

三重県でお洒落な洋服、オーダースーツをお探しの方はぜひ気軽にお問合せ下さい。


DandySuit 店主

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